「本番＝セックス」が禁止されているデリヘルに於いて、時間内にお客さまに射精していただくためには、手や口を用いたプレイとスキルが必須です。しかし、性風俗業が未経験の女性やセックスの経験が浅い女性の中には、セックス以外で男性を射精させた経験がない方も少なくないでしょう。

そこで今回は、セックスを伴わずに男性を射精に導き、心身共に満足していただくための方法についてお話しいたします。

まず、男性を快楽に導くために必要なことは「刺激」です。「刺激」は、大きく分けて「身体的な刺激」と「心理的な刺激」があります。そしてこの二つを上手く組み合わせることで、男性の心身がより興奮し、満足度を上げることができるのです。

身体的な刺激と心理的な刺激とは？

【身体的な刺激】

ペニスや性感帯を直接的・間接的に刺激して、射精に導きます。

1.手や口、おっぱいを使って、ペニスに刺激を与える

2.乳首や首筋など、（個別の）性感帯に刺激を与える

3.手コキをしながらのキスなど、同時に刺激する

4.体の密着度を高め、体温を感じさせる

5.唾液をたっぷりと出し、潤滑剤にする

※身体的な刺激（手コキやフェラなど）のテクニックについては、既に様々なサイトで紹介されているため省略します

【心理的な刺激】

男性は聴覚や視覚、妄想でも体が強く反応します。

1.官能的な言葉や声色で、聴覚を刺激する

・「どこをどうすると気持ちいい？」「すごく硬くなってきたよ」といった言葉責めをする

・耳元で囁くような声は、独占欲や親密さを強める効果がある

・甘えた口調は、支配欲や保護欲、安心感や優越感を与える

・命令口調は、緊張感や従属心が刺激され、背徳感が生まれる

2.視覚に刺激を与えて興奮させる

・セクシーな下着やコスプレを着る

・おっぱいの谷間やお尻の丸みを強調するポーズをとる

・髪を掻き上げる、指を咥える、乱れた表情をとる

・外見のイメージとのギャップを見せる

3.焦らすなど、女性側が射精をコントロールする

・射精する寸前に止める

・「まだ我慢してね」「いっぱい出していいよ」と言葉でコントロールする

・我慢を続けると快感が増幅し、射精が爆発的になりやすい（しかし、我慢をし過ぎると射精のタイミングを失う事もあるため、やり過ぎには注意）

4.認めてもらいたいという承認欲求を利用する

・「今までで一番気持ちいい」「テクニックが凄い」といった、男性の承認欲求を満たす台詞

・男性は自分が求められている、認めてもらえていると感じた時に強く興奮する

5.願望や妄想を利用する

・「よしよし」と、母性を全面に出して可愛がり、甘やかす

・「勝手に動いちゃダメ」「まだイカないでね」と言葉で支配する

【心理的刺激を与えながら、身体的刺激を加える】

二つの刺激を同時に行うことで、相乗効果を生みます。

1.相手の目を見つめながら、性感帯を刺激する

2.手コキをしながら、言葉をかける

3.手コキもしくはフェラで、ゆっくりと焦らして、最後に一気に強める

4.キスやフェラをする時は、わざと音を出す

 

男性の興奮度合いを見極めるには？

男性によっては、ペニスを強く握ったり、強く吸うと、痛くなってしまう方もいます。そのため、最初は優しくゆっくりと擦ったり、舐めるようにし、様子を見ながら徐々に強めていきましょう。

様子とは、男性の体の反応をよく観察することです。呼吸が荒くなる、喘ぎ声を出している、至福の表情をしている、腰や手足の動きなども見逃さないようにします。しかし、痛さを我慢して、手足に力が入る場合もあるため、痛いのを我慢しているのか、射精を我慢しているのか、次にお話しする「射精への近道」で見極めましょう。

射精への近道

セックスを伴わずに射精に導くためには、擦る力も吸う力も、ちょうど良い力加減が必要となります。そのため「もっと弱い（強い）方が気持ちいい？」「この舐め方と、こっちの舐め方だと、どちらが気持ちいい？」など、男性が気持ちいいと感じる加減や方法を直接教えてもらいましょう。自分のテクニックを過信した「気持ちいいでしょ？」といった決めつけるような質問は、「痛い」といった本音を言いにくくさせ、相手を傷付けないため、雰囲気を壊さないために「うん」と言ってしまわせがちです。本音を引き出すためには「気持ちいいかどうか」ではなく「どうしたらもっと気持ちよくなるのか（＝射精するのか）」を答えてもらえるような質問を投げかけましょう。

また、室内の温度と照明の具合も射精への近道です。暑過ぎて汗をかいてイキにくくなったり、照明が暗すぎれば視覚的な刺激を与えられなくなります。プレイが始まる前に、男性に室内の温度や明るさの好みを聞いて、調整しておきましょう。

最後に

「本番＝セックス」が禁止されている中で、どのように射精にもっていくのか。時間制限がある中で、何をどう時間配分すればよいのか。デリヘルでは全て嬢にかかっています。お客さまは、お金を払って性的なサービスを受けに来ているため、男性が女性をリードするようなプライベートのプレイとは全く違うのです。早々に射精をさせてしまい、時間を持て余してもいけませんし、時間内に射精できなければ、お客さまをモヤモヤさせたまま帰らせてしまいます。

心身共に満足いただくためには、ただ射精させるだけではなく、精神的にも満たす必要があるため、ある程度のコミュニケーションも重要になってきます。テクニックだけで、大満足していただくことは難しいのです。お客さまが何を求めてきているのか、どのような性癖があるのか、なぜ今デリヘルを利用したのか。短い時間で、しっかりと見極め、見抜き、支払った料金を上回るサービスを提供する必要があるのです。

「またデリヘルを利用したい」「またこの女性にお願いしたい」

気持ちのこもった正しいサービスは、お客さまの心も身体も虜にさせるでしょう。

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